ピルを理解しよう

ピルとは経口避妊薬のことで、避妊に効果があるだけでなく生理不順、生理痛、経血量やにきびなどさまざまな悩みに効果があります。ここではそれぞれの目的ごとの服用方法や副作用についてまとめていきます。

ピルの写真

ピルは避妊目的以外でも服用方法は一緒?

健康な男性と女性が性交渉をすると、妊娠をする可能性があります。結婚をしていたり、将来の約束をしているカップルであれば、とても喜ばしいことだと考えることでしょう。しかし、すべての人たちがそういった状況とは限らないのです。まだ若く、学生だったり、全く結婚などを視野に入れていない付き合いをしている人たちだったり、状況によっては妊娠をして困ってしまうこともあるのです。そういった人たちでは、避妊をしていく必要があるのです。避妊方法を検討していく際には、日本で最もメジャーな方法として、コンドームの使用をしていくこともあるのですが、男性が協力的でなかったり、女性が自分でできる成功率の高い避妊法を考えた時には、ピルを服用することを検討していくといいでしょう。ピルはホルモン剤が入っている経口避妊薬であって、正しい服用をすることでほぼ100%の成功率を誇る避妊方法なのです。ピルは毎日服用していくことで、ホルモンバランスを整えることができて、排卵を抑えることができるようになっているのです。排卵を抑えることができれば、卵子と精子が出会うことがないので、妊娠をしないというわけなのです。避妊をする以外の目的として使用する場合もあるのがピルです。生理周期を28日に固定することができるので、生理不順を改善したり、生理痛がひどい人や排卵痛がひどい人の症状を改善することができたりもするのです。生理の日程を調整していくためにも飲み方を気をつけていけば生理をずらすこともできるのです。こういった目的のために服用する場合でも同様に毎日飲み続ける必要があるのです。ですから、避妊目的もそれ以外でも同様の飲み方をしていくことになります。

ピルを飲む時は副作用に注意しよう

ピルは女性特有の症状である生理痛を改善したり生理を規則正しい周期にしたり避妊のために使われていますが飲む時には副作用には気を付けてください。副作用と言えば吐き気やけだるさなどがありますが、これはピルによって体の中のホルモンの環境が変わる事によって起こる事です。まだピルの初心者などに多く出る症状ですが長く続けているうちになくなることがほとんどです。またピルの種類を変えることによっても改善します。ピルを飲んでから何か不快な症状が出た場合には副作用だと思ってください、そして処方してくれた医療機関で相談しましょう。他にも副作用として出る可能性があるのが肌のトラブルです。ニキビができたり化粧のノリが悪くなるなどの症状ですが、一般的にピルを服用するとお肌の調子がよくなると言われているのにも関わらずなぜ調子が悪くなるのでしょうか。実は男性ホルモンの働きは通常は抑えられているのですがピルを服用することによってホルモンのバランスが変化し男性ホルモンの働きがが強く出てしまうからです。しかしこれも長く続けていることで体が慣れて解消することが多いのです。一番危険なのが血栓症のリスクです。非常に出現率は低いのですが元々喫煙をしている方などが出やすくなります。また持病のある方の場合も発症リスクが高くなりますので自分の判断で飲むのではなく必ず医師に相談して処方してもらうようにしてください。基本的には低用量のものですとそれほど副作用が出ませんので安心して飲めます。モーニングアフターピルの場合は成分が多いこともあり副作用も出やすいのですがこちらも当然医師に処方してもらうようにしてください。あと決められた分量だけを飲むようにしましょう。

ピル服用中でも酔い止めや風邪薬は併用可能?

ピルを服用している時に他の薬を飲んでもいいものか悩むところです、飲み合わせが悪いと副作用が出たり大きな事故になる可能性があるからです。ピルを飲むとよく吐き気がすることがありますが吐き止めは一緒に飲んでもいいのでしょうか。吐き気が強くなり実際に嘔吐するようになるとやはり対策は必要です。この場合は吐き止めを飲んでも全く問題はありません。実際にピルを処方してくれた医師に相談すると一緒に吐き止めも処方してくれる場合もあります。初めてピルを飲んだ方は後で処方してくれた医師に相談して吐き止めを出してもらうのもいいでしょう。ただし胃腸薬は飲まないようにしてください。副作用が出るとか相性が悪いということではありませんが効き目は出ません。それでは風邪薬はどうでしょうか。ピルを飲んでいる間にも風邪をひいてしまう可能性はあります。しかしドラッグストアで販売されているような薬に関しては一緒の飲んでも全く問題はありません、飲み合わせで支障が出ることもありませんので安心してください。しかし一応内科で風邪薬を処方してもらう場合は普段自分がピルを飲んでいることを伝えてください。医師に処方してもらう風邪薬も大体は問題はありませんが飲んでいる薬について全て知ってもらったほうが安心感があります。特殊な場合を除いて大体はピルはホルモンを含んだ薬ですので飲み合わせにはそれほど神経質になる必要はありません。ただし不安な場合は医師に相談するという癖をつけるようにしましょう。あと危険ではなくてもピルの効果を下げる薬もありますので自分で判断するのは良くありません。効果が下がってしまった事が原因で辛い生理痛の症状が出てしまうこともあります。